新型コロナ対策で禁止されていたJリーグの「声出し応援」は、段階的に導入が進み、きのう(25日)カマタマーレ讃岐でもホーム戦で解禁されました。およそ1000日ぶりにスタジアムにコロナ前の日常が帰ってきました。
(サポーター)
「やっと戻ってきましたね」
「初めての声出しでの旗降るのでほんま楽しみです」
(声援)
「カマタマーレ」「カマタマーレ」
(茅原淳記者)
「1029日ぶりにスタジアムにサポーターの声援が戻ってきました。このサポーターの声援を力に11試合ぶりの勝利となるでしょうか」
声出しエリアが限られているとはいえ、サポーターの声が響く中での5位・カターレ富山戦です。地元の声援を受け、カマタマーレは開始早々、8番渡邉が積極的にペナルティエリアの外からシュート、カターレゴールを脅かします。
しかしその後、押し込まれる時間帯が増えたカマタマーレは、前半13分、ヘディングでゴールを許すと前半終了間際には、パスミスから立て続けにゴールを決められてしまいます。
それでも諦めずに声を出し続けるサポーターに後半31分、最大の見せ場が訪れます。バーにあたったこぼれ球に11番松本が反応してゴールを揺らします。しかしオフサイド。得点とはならず、試合にも敗れたカマタマーレ、今回はサポーターの声に応えられませんでした。
(サポーター)
「なかなか勝てないですね。勝ってほしいんですけどね」
「声出した方がやっぱ雰囲気も良くなる。選手たちにもプラスにはなるかなと思いますね」
(カマタマーレ讃岐 川崎一輝選手)
「たくさんのファンサポーターの人が声出し応援してくれている中で結果を出せなかったのはすごく悔しいですし、次の試合は必ず勝てるようにやらないといけないなと思います」
スタジアムに響くサポーターの声がチームの糧となるのか。カマタマーレは次節、アウェイで首位のいわきFCと対戦します。