あす(17日)高松市で、将棋日本シリーズ「JTプロ公式戦=JT杯」が開かれます。開催を前に、対局するトップ棋士が香川県庁を表敬訪問しました。


香川県庁を訪れたのは、豊島将之JT杯覇者と、稲葉陽八段らです。あすサンメッセ香川で行われるJT杯の2回戦で、公開対局します。


JT杯は「伝統文化である将棋を通じて心を豊かに」と毎年開かれているもので、素早い判断力と集中力が求められる、持ち時間10分の「超早指し」で行われます。あすの対局に向けて、池田知事に抱負を述べました。

(豊島将之 JT杯覇者)
「我々棋士にとって、この将棋日本シリーズは、ファンの方に直接生で対局を見ていただく貴重な機会で、あすからの対局の熱戦を皆さんに見ていただければと」

(稲葉陽 八段)
「香川県で将棋が指せることを大変うれしく思います。いい熱戦となり、いい将棋が指せるようにがんばりたい」

JT杯の2人の対局は、あす(17日)午後3時10分からですが、観戦の事前申し込みはすでに締め切られているということです。