瀬戸内国際芸術祭で、会場の島を結ぶ臨時航路の1つ「直島ライン」が人手不足から来年春の運航を断念しました。香川県は、利便性の確保に努めるとしています。

定例会見で香川県の池田知事が考えを示しました。直島ラインは、瀬戸芸の会期にあわせた臨時航路で、2019年の第4回から高松・小豆島・直島・男木島・大島を結んでいました。

船を運航するジャンボフェリーは、人手不足が深刻なことから来年4月の運航を断念したということです。

(池田豊人 香川県知事)
「船は瀬戸芸にとって重要なものなので、1隻でも多くという方針で要請していきたい」

香川県では、引き続き県内の船舶事業者と交渉を続けるとしています。