きょう(1日)から自転車運転中の「ながらスマホ」に新たな罰則が適用されました。改正された道路交通法を知ってもらおうと、高松市で啓発活動が行われました。
(米澤秀敏記者)
「道路交通法の改正できょうから自転車のながらスマホ、酒気帯び運転は罰則が強化されます。今、警察による啓発活動が行われています」
「ながらスマホとかね、こういう罰則があるんやなあっていうのを知っておいてください、お父さんお母さんにも言っておいてくださいね」

高松市中心部の交差点でけさ行われた啓発活動です。自転車で通勤・通学する人たちに警察官が声をかけ、道路交通法が改正されたことを知らせるチラシを配りました。

法律では、ながらスマホと酒気帯び運転、そのほう助についても、新たに罰則が整備されました。ながらスマホで交通事故を起こした場合は1年以下の懲役、または30万円以下の罰金。酒気帯びについては、最大で3年以下の懲役または50万円以下の罰金と定められています
(高松北警察署 矢嶋浩司交通課長)
「運転に対する注意力が散漫になるということで命に関わる危険性があると思います。」

香川県では今年に入って9月末までにながらスマホでの警告が1451件あったということです。また、酒気帯びについても9月末までに25件の警告がありました。
どちらも去年を上回るペースです
(高松北警察署 矢嶋浩司交通課長)
「なかなか現実問題として自転車のルールが浸透していません。自転車の利便性と危険性を認識していただいてルールを守っていただく」
厳罰化された、自転車のながらスマホと酒気帯び。慌ただしい年末に向けて重大事故を防ぐためにも、安全運転が求められます。










