岡山・香川で行われる大相撲・秋の巡業を前に、「日本の伝統文化に触れあう機会を」という試みです。元大関・琴欧州が親方を務める鳴戸部屋の備前合宿が始まり、稽古の様子が公開されました。
力士11人の気合のこもった稽古。昨日から始まった鳴戸部屋備前合宿です。力士の髷を結う・床山と呼ばれる職人の技を間近で見られるのも、巡業先ならではの光景です。

(稽古を見に来た人)
「よう来てくれるんだと思うよ、ありがたいよ。(間近で見たら)相撲を見る目が変わると思う」
力士たちは、備前市内にあるこども園も訪問し、子どもたちに綱引きなどで力強さを見せることで相撲の楽しさを伝えました。
ーどうだった?
(子ども2人)「楽しかった」「強かった」
元大関琴欧洲の鳴戸親方は、相撲ファンのすそ野を広げるためにも意味があると言います。
(元大関琴欧洲 鳴戸親方)
「本場所が、東京、大阪、名古屋、福岡しかないんで、こういう巡業とか合宿で本場所がないところで相撲の魅力を伝えたいですね」

あす(23日)の丸亀市での巡業を皮切りに、倉敷市など岡山でも迫力のある相撲を楽しむことができます。