自閉症の画家・石村嘉成さんの半生を描く映画「新居浜ひかり物語青いライオン」の先行公開が愛媛県で始まりました。嘉成さんの地元、新居浜市での封切りです。
劇場には多くのファンが詰めかけました。

(石村嘉成さん)
「きょうから『青いライオン』が始まります。ぜひ楽しんでください。お土産をどうぞ!」
色彩豊かな動物画で知られる、画家・石村嘉成さんです。きょう(18日)、嘉成さんが題材の映画「青いライオン」がTOHOシネマズ新居浜で先行公開されました。

映画はRSK山陽放送が創立70周年を記念して制作したものです。幼くして自閉症と診断された嘉成さんと、その療育に奮闘する亡き母・有希子さんの姿を描きます。また、アーティストとして活躍の幅を広げる嘉成さん本人も登場します。
上映初日の今日、劇場にはこの日を待ちわびていた多くのファンが詰め掛けました。
(観客)
「うちにも同じ自閉症の子がいるんですけど、すごく通ずるものがあって、すごく感動しました」
(観客)
「きれい事だけじゃない、自閉症の子どもを育てる大変な部分がすごく映画に出ていた」
(観客)
「涙なくしては見られないという感じで。すごくよかったです」
Q「印象に残った場面は?」
(観客)
「全部ですね」
「泣くけん」

嘉成さんの魅力が詰まった映画「青いライオン」。岡山・香川では来月(11月)8日に公開が始まります。