岡山県内の8月の有効求人倍率は1.42倍で、7月と同じ水準だったことが分かりました。岡山労働局は県内の雇用情勢について「持ち直しの動きにやや弱さがみられる。今後も物価上昇が雇用に与える影響に注意する必要がある」としています。

岡山労働局によりますと、8月に岡山県内で仕事を求めた人の数は29980人で、企業からは41853人の求人がありました。この結果、求職者1人に対して、何人の求人があるかを示す有効求人倍率は1.42倍となり、前の月と同じ水準となりました。

一方で企業の新規求人数は、前の年の同じ月と比べて7.1%減り、2か月ぶりに減少しています。