増加傾向にある交通死亡事故を減らそうという取り組みです。岡山市の警備会社や警察などが手掛けた交通安全を呼び掛けるユニークなタクシーが完成しお披露目されました。



車のボンネット部分に貼られたユーモア溢れる写真で交通安全を呼び掛けるラッピングタクシーです。岡山南警察署と警備会社KIGなどが連携し、企画しました。



KIGでは、2019年から各所に看板を設置するなどドライバーらに交通マナーの順守を呼びかけてきました。

(KIG 田代康介社長)
「交通安全について考える時間を作ってもらえたら。あとは『面白いな』とか『?』とか『!』とかのどちらかの感情を持ってもらえったら」


県内では昨日(6日)までで50人が交通事故で亡くなっていて、前の年の同じ時期と比べると20人増えています。


市内を走るタクシーを見てもらうことで交通安全について考えるきっかけになればというのが狙いです。



(岡山南警察署 石松将地域安全交通官)
「ラッピングタクシーには、それぞれ問題と答えという形で書いています。こういったものがあれば、自分だけでなく家庭でもそういった話ができると思いますので、そういったものに活用していただきたいなと」



ラッピングタクシーは、来年の9月末まで岡山市内を中心に13台が運行されるということです。