大学生が鑑識などの刑事の捜査を体験する、初めてのインターンシップが高松市で行われました。


(指導する警察官)
「犯人がぴょんと入ってどんと落ちたかもしれません。この足跡を今から取ります」


慎重に流し込まれているのは、犯人の足跡を取るための石膏です。


少子化の影響で警察官への就職希望が減っていることから、香川県警が大学生のインターンシップに初めて「捜査体験」を取り入れました。大学生は、指紋の採取にも挑戦しました。


(参加した大学生)
「集中しないと失敗しちゃいそうな作業だな、と思いました。難しかったです」


「ドラマの中でしか見たことがないようなことを体験させていただいてるので、本当にこういう機会はなかなかないなと思います」


(香川県警警務課 吉見晃裕さん)
「警察の業務を実際に体験していただいて、将来の選択肢の一つとして『警察』という職業を選んでもらいたいなと」


あす(7日)は、取り調べの中でうそを見分けるための「ポリグラフ検査」などを体験するということです。