長年受け継がれてきた御神体が、いま…

御神体は木の像で、老朽化が激しく、顔の表情や細部の彫刻が失われている状態だといいます。

直したい思いはあれど、毎年の祭りで出費がかさみ、資金に余裕はありません。そこで両山寺が8月から始めたのが、クラウドファンディングです。

(井上観賢さん)
「『750回』という言葉では一瞬で終わってしまうわけですけども、いろんな苦しい時代や困難の中でも途絶えることなく今に伝えてきてもらった」

「そういったものを次の時代の人たちに残していきたい、という思いもあり、この度の挑戦をすることに致しました」

修復が必要なのは御神体だけではありません。

(二上山 両山寺住職 井上観賢さん)
「階段もなくなって、坂道のような状況になっている参道です【画像④】。安全にお参りできるように整備を進めていきたい」

【画像④】