人気の観光地で新たな体験型サービスを生み出そうと、ドローンを活用した実証実験が観音寺市で始まりました。

観音寺市の琴弾公園で実証実験がスタートしました。通信事業者のSTNetと観音寺市が、ドローンを使った観光地での新たなサービスの可能性を探るものです。実際に観光に訪れていた人がモニターとして実験に参加しました。

(小寺記者)
「モニターの映像は、このサングラスにも映し出されていて、まるで飛行しているような体験もできます」

目指すのは「飛行体験型ライブ観光」のビジネス化です。

ドローンのフライトは約10分間で、上空140メートルから銭形砂絵の臨場感あふれる映像が楽しめます。体験した人の反応は上々でした。

(体験した人)
「楽しいね、鳥ってこんな風に見ているのかと」
「観光と繋げた、このような機会が、今後あってもいいと思う」

(STNet経営企画室 井下道隆研究開発部長)
「四国には魅力がある観光地があります、ドローンからの視点は、新たな観光価値を生むのでは」

この実証実験は、天空の鳥居で有名な高屋神社でも来月3日から5日まで予定されています。