子どもたちは夏休みに入りましたが、猛威をふるっているのが感染症です。岡山・香川では新型コロナの患者が急増、夏風邪では手足口病が特に多くなっています。

公園で水遊び。暑さにも負けず元気いっぱいの子どもたちです。

(後藤克弥記者)
「梅雨も明け夏本番あちこちで子どもたちの歓声が聞こえる楽しい夏休みですが、水を差すのが感染症です。」

岡山市南区のクリニックです。連日、発熱や頭痛などの症状を訴える子ども達がやってきます。

「元気いっぱいで外で遊んでいたんですけど、夜ぐらい、頭痛いって言いだして」

こちらの男の子は検査の結果、新型コロナウイルスは陰性でしたが、このクリニックではこのところ、新型コロナ、夏風邪の患者が比較的多い状態が続いているといいます。「陰性だったので夏風邪だと思ってちょっと様子をみて。」

新型コロナウイルスの感染状況です。岡山県内の定点観測では今月(7月)14日までの1週間は1医療機関あたり平均9.31人と(5.62人だった)前の週の1.6倍以上に増えました。

一方、香川県内での定点観測です。今月14日までの1週間は1医療機関あたり11.74と(6.26人だった)前の週の1.8倍以上に増えています。

(ももたろうクリニック 森茂弘院長)
「新型コロナも新たな変異株KP.3が出現したという報道もありますし、コロナコロナと言われなくなるとちょっと微熱とか感冒症状があっても家で様子をみる人もいると思うんですけど、そういったところからまん延していってという側面もあるのでは。」

夏風邪の中で今年特に多いというのが口の中や、手足などに水疱を伴う発疹が出る手足口病です。(7月14日までの1週間)岡山県では定点あたり16.74人、香川県では13.6人といずれも国が示す警報レベルの5人の2倍以上です。このほかRSウイルス(感染症)も増えてきています。

(ももたろうクリニック 森茂弘院長)
「夏休みで遊ぶときに発熱がもしあったときは適切な時期に医療機関を受診して、みんなのことを考えて適切に受診されるのがいちばんだと思います。」

(保護者)
「ちょっと怖いですね。また流行りだしているので。」

基本的な予防や高齢者・基礎疾患のある人への配慮…大人数で集まる機会も増えるこれからの時期、いま一度、意識を高める必要がありそうです。