能登半島地震などを教訓に、耐震性が不十分な住宅の改修を呼びかけます。対象となるエリアにある未耐震住宅の「全戸訪問」が香川県で始まりました。
香川県と市・町が協力して、耐震化を重点的に呼びかけるエリアを定め実施するものです。元日に発生した能登半島地震では、耐震性が不足する住宅の倒壊などで被害が拡大しました。訪問の対象となるのは1981年以前に建てられた旧耐震基準の住宅で、行政の補助や、安価で工期が短縮できる低コスト工法などを紹介します。
(訪問した家の住民)
「この建物がどれぐらいの震度に耐えられるか分かりませんが、きちんと耐震化しないと、命がいちばんですから」
(香川県住宅課 豊嶋泰行課長補佐)
「他の地域で発生した地震を自分の事と考えてもらい、早期に住宅の耐震化をしてもらいたい」
香川県は、44の耐震化重点エリアを定め、対象となる2077戸を訪問する予定です。










