何が出てくるかわからない、ワクワク感が楽しいのが「カプセルトイ」です。『非対面で楽しめる手軽なエンターテインメント』として、コロナ禍の今ブームになっています。地域の魅力を伝えるアイテムとしても注目されています。
■こんなものまで「カプセルトイ」に?!



(武田キャスター リポート)
「ずらりと機械が並ぶ中で、今こんなものが流行っているんだそう。小さなリコーダー。実際に吹くこともできるんです」


国内最大級、1500台のマシーンが並ぶカプセルトイ専門店「ユメコロ」です。本物さながらの見た目の生き物系や実際に育てたり音を鳴らしたりできるものなど様々な種類を取り揃えています。



(客)
「楽しかった」

最近は子供だけではなく、SNSなどを見て来店する大人の客も増えているのだとか。

(インスタグラムを見て来た客)
「目当てのものが出てくるかが分からないのが、一番楽しいかも。結局何回か買ってしまう」

「目当てのものが出てきて嬉しい」
■コロナ禍で市場規模は過去最高の450億円に

新型コロナウイルスが流行する中、カプセルトイは店員と接触せずに買えることなどから人気を集めていて、去年は過去最高となる450億円の市場規模に成長しました。「地元の良さを知ってもらおう」と、店オリジナルのアイテムも設置しています。


(ドリームハウス 長谷部元美代表)
「もともと備前焼は高い品物なので、身近で買えるようになったと感じるのでは」
■「地域の魅力を発進!」今や企業や自治体も注目するカプセルトイ




このカプセルトイ人気は、企業や自治体も注目しています。岡山駅構内に設置されたのは、ご当地の特産品が入ったカプセルトイです。ただ楽しむだけではなく、「地域の魅力を発信する観光素材」としても、期待されています。


(ドリームハウス 長谷部元美 代表)
「ガチャガチャは間違いなく娯楽になっている。身近で簡単に遊べる娯楽。年齢層関係なく、小さな子供から30~40代の方も可愛いと小さいフィギュアを買って、そこに自分のなかで独特の世界観を演出してSNSにアップする」



見た目も用途も様々なカプセルトイ。お気に入りのアイテムを探しにガチャガチャしに行ってみてはいかがですか?