高松港は、「有事の際に備えて防衛力の強化を」と、国が整備を進める「特定重要拠点」の候補になっていますが、指定に反対し市民団体が香川県に署名を提出しました。

署名を提出したのは、「平和憲法を生かす香川県民の会」で、高松港の「軍港化」指定に反対する1万2000筆余りの署名を大山副知事に手渡しました。

高松港は、国が一部の港や空港で指定・整備を進める「特定重要拠点」の候補になっていて、香川県と検討を行っています。年に数回、自衛隊の訓練などを行う方針ですが、情報公開が不十分だと県民への説明を求めています。

(平和憲法を生かす香川県民の会 杉村智子代表)
「ちゃんと知らせて、私たちがどういう状況にいま置かれているかということを、明らかにしてもらいたい」
香川県は「特定重要拠点」について周知を進めるとともに、県民の声を国との検討に生かしていきたいとしています。










