熊本地震で震度7を2度観測した熊本県益城町が、能登半島地震の災害支援のため職員2人を石川県に派遣しました。

能登半島地震で震度7を観測した石川県志賀町に派遣されるのは益城町職員の末松幸治(すえまつ こうじ)さんと、小山祐一郎(おやま ゆういちろう)さんです。

2人は熊本地震の際、がれきの処理を担当していて志賀町でも今後予想されるがれきの処理などについて初動体制の構築に力を尽くすということです。

益城町 西村博則 町長「ぜひ2人にはその時(熊本地震)に学んだことをノウハウを今回の志賀町の方に伝えていただきたいと思っています」

石川県志賀町に派遣 益城町職員 末松幸治さん「使命感というか、廃棄物処理の初
動対応に関して力になれればというその思いでいっぱいです」

2人はきょう(1月10日)志賀町に入り、あす(11日)から1週間、業務にあたります。

また益城町は熊本地震の災害記録を被災した自治体に提供したいとしています。