学校に眠る「お宝」を高校生がフリーマーケットアプリ(メルカリ)を使って販売する、という試みを取材しました。果たして何が売れたのでしょうか?

授業が終わった午後4時。生徒たちが向かった先は…来年度に解体予定の校舎にある今は使われていない倉庫です。
その目的は学校に眠る「お宝」探し!

千原台(ちはらだい)高校では、ネットショップを活用した販売戦略を授業に取り入れていて今回、生徒側からの発案で、学校で使わなくなったモノをフリマアプリで販売することにしました。
さっそく、棚の奥から・・・
2年生「玉は動きます全然」「使える」「めっちゃきれい」

まだ使えそうな、そろばんや鉛筆削りが。
さらに、なぜか40年以上前の野球部のユニフォームも!

南弘一校長「これ知ってる?どうやって使うか」
3年生「わかんない」
南弘一校長「わかんないよね~」

校長が扱って見せたのはラジカセ。10代の生徒たちには驚きの連続のようです。
生徒「(音が)鳴ってる!」
こうして集まった11種類の不用品。きれいに磨き上げ、商品へと蘇らせました。

そして肝心の値段設定です。
2年生「OBとかには高くても売れるかなと思うので、6000円くらいはいきたかったです」

期待を込めたユニフォームは、状態の悪さを考慮し、5000円に。
一方、ラジカセはその貴重さから6000円。

イスは企業向けにセットで販売するなど、出品方法を工夫しました。
高校生による全国初とみられる挑戦。いざ、出品です!