マンガ文化の発展に貢献した個人・団体を表彰する熊日マンガ文化賞が「巨人の星」などで知られる漫画家の川崎のぼるさんに贈られました。

川崎さんは2003年から熊本県菊陽町に移り住み、熊本にゆかりのあるイラストや五木村のキャラクター「いつきちゃん」のデザインを手掛けるなど地域に貢献したとして今回、評価されました。
元祖「スポ根」マンガの生みの親として
川崎のぼるさんは1941年大阪市生まれ。1966年から週刊少年マガジンに「巨人の星」の連載をはじめると子どもだけでなく、中高生や大人からも圧倒的な支持を得て人気となり、その後も「いなかっぺ大将」や「てんとう虫の歌」など次々とヒット作を世に送り出しました。

受賞式のあと、川崎さんは「1966年、マンガ界のターニングポイント」と題して講演し、当時の秘話を語りました。