日本高野連と全日本大学野球連盟は10月12日(木)「プロ野球志望届」を締め切り、高校生139人、大学生172人、あわせて311人が志望届を提出しました。

全国では、大阪桐蔭の投手、U-18侍ジャパンを初優勝に導いた前田悠伍選手が志望届を提出した一方、高校通算140本塁打をマークした花巻東の佐々木麟太郎選手は提出せずアメリカの大学進学希望を表明しました。また、夏の甲子園優勝校の慶応からは一人も志望届の提出はありませんでした。

そんな中、熊本県関係の選手5人が志望届を提出しました。

高校生

東海大星翔・・・百﨑蒼生(ももさき あおい)選手 内野手

大学生

大津→北九州市立大学・・・生田惇一郎(いくた じゅんいちろう)選手 投手

秀岳館→共栄大・・・崎村太陽(さきむら たいよう)選手 投手

九州学院→明治大・・・蒔田稔(まきた みのる)選手 投手

九州学院→日本大・・・友田佑卓(ともだ ゆうたく)選手 捕手

プロ野球ドラフト会議は10月26日(木)午後4時50分開始予定、RKKテレビでは、午後4時40分からの放送予定です。

今回、熊本の高校生で唯一、志望届を提出した「百﨑蒼生選手の記事」を再掲載します。

百﨑選手は「東海大相模」から転入し「東海大星翔」を甲子園へ導いたプロ注目のバッターです。くしくも東海大星翔が甲子園出場を決めた同日、東海大相模は準決勝で「慶応」に敗退しました。

夏の甲子園では、初戦で静岡の浜松開誠館と対戦。百﨑選手は先頭打者でツーベースヒットを放つなど働きを見せますが、チームは逆転を許し5-2で敗れました。

次の記事では、甲子園出場を決める前の百﨑選手の思いと彼を迎えたチームメイトたちの言葉を綴っています。(初出:2023年7月17日)