熊本空港周辺の将来像を話し合う熊本県の有識者会議が、近くまとめる提言書について意見を交わしました。

有識者会議は今年6月に設置され、熊本空港の運営や周辺のまちづくりについて議論を進めています。

8月18日(金)の会議ではこれまでの意見を基に、出席した6人の委員が見解を述べました。

提言案には、空港アクセス鉄道の整備促進や、次世代半導体の開発に向けた産業力の強化など、5項目を盛り込んでいます。

空港アクセス鉄道について、委員からは…

JR九州 石原進 特別顧問「工事期間が12年かかるとの話が、前回あった。(中略)短縮することを徹底的に追及すべき」

この会議で提言案はおおむね了承され、県は10月にも新たな構想を策定する予定です。

一方、熊本と香港を結ぶ空の定期便が3年8か月ぶりに復活します。

香港の航空会社「香港エクスプレス」は、新型コロナウイルスの影響で運休していた熊本香港線を11月1日から再開する予定です。

現在、熊本空港の国際線は、ソウル線だけですが、9月からは台湾の航空会社2社が台北線の就航を決めています。