今年上半期で、熊本県内で発生した交通事故の件数は1576件と、去年の同じ時期に比べ増加しました。一方で、死亡した人は減少しています。
熊本県警によりますと、今年6月までの半年間で発生した交通事故件数は1576件と前の年より65件増加し、けがをした人の数も1963人と100人増加しました。

一方で、死亡した人の数は15人と去年より10人減少したということです。

事故件数の増加について熊本県警は、新型コロナウイルスが5類に移行し交通量が増加したことがひとつの原因とみています。

また、死亡した15人のうち9人が歩行中に事故にあったことから県警は「ドライバーは横断歩道付近では減速して歩行者の有無をしっかりと確認して欲しい」と呼びかけています。
