7月28日(金)、菊池恵楓園の野球の歴史を知ってもらおうと、入所者と中学生がキャッチボールを楽しみました。

菊池恵楓園入所者自治会 太田明副会長「こんにちは、よろしく!! ユニフォームは50年ぶりに着ました。」

菊池恵楓園内にあるグラウンドにやってきたのは、合志楓の森(かえでのもり)中学校の野球部員など約30人です。

入所者の太田明(おおた あきら)さん(79)は、1951年に結成されたオール恵楓園チームの再現ユニフォームに袖を通し、野球に打ち込んでいた時と同じ年齢の生徒たちとキャッチボールを楽しみました。

また太田さんは、あまり知られていない菊池恵楓園の野球の歴史を紹介し「当時、戦争や病、社会的差別からの解放が重なって園内の野球も盛り上がった」と語りました。

合志楓の森中学校では コロナ禍で中断されていた入所者との交流事業を推進していきたいとしています。