■ 1か月経過し 捜索が難しく

熊本県南小国町(みなみおぐにまち)で山菜採りをしていた女性の行方が分からなくなって、6月 3日で 1か月です。女性の手がかりが見つからない中、現場はより捜索が難しい状況になりつつあります。


5月3日から行方が分からなくなっているのは、南小国町の観光地、押戸石(おしといし)の近くで夫と山菜を採っていた野元(のもと)アツ子さん(73)です。

記者
「野元さんが山菜を採っていた場所から少し離れたこの藪の中で、夫は山菜採りをしていました。しばらく経ってから、妻の姿がないことに気がついたということです」

夫はこの辺りで山菜採りをしていた


当初、警察や地元の消防団によって広い範囲で行われた捜索。その後はボランティアも加わるなど、捜索が続きましたが、野元さんの手がかりは見つかっていません。
現場周辺の状況はこの 1か月で変化していました。

記者
「野元さんが山菜採りをしていたこのあたりは、1か月で膝を超える高さまで草が伸びています」

草が伸びて ひざを隠す長さに

■ 捜索の手がかりは

野焼きのあとに芽吹いた緑で覆われていた先月。草の長さは足元を隠す程度でした。しかしこの 1か月で草が伸び、手がかりの発見はより難しくなっています。

さらに・・・


押戸石の丘 佐藤誠さん
「大規模な捜索はこの2週間ほどはあってない」

6月22日に仲間と捜索をしたというボランティアの男性は。

ボランティア 髙村宗二さん
「何もない、情報が。目撃者がおらんし、何かが落ちていたということもない」


警察は野元さんが携帯電話を所持しておらず、GPSを使った居場所の特定ができないことを捜索難航の一因としています。