日本銀行熊本支店は、熊本県内の景気について、TSMC進出に関連する経済効果に加え、観光や個人消費が回復をみせていると報告しました。

日本銀行熊本支店 髙野 裕幸 支店長「熊本県内の景気の総括判断につきましては持ち直しているという判断を据え置きました」

熊本県内の景気についての「持ち直している」という判断は1月から据え置きです。

観光は、全国旅行支援を活用した需要の増加で回復傾向です。

また、熊本空港の新ターミナルビル開業が3月に控えていて、国内だけでなく海外からの観光客の増加に繋がるとしています。

個人消費についても、物価上昇が続く中、熊本県内では比較的価格が低い日用品の売れ行きが好調で2022年12月に比べ販売額が増加していることなどから、総合的に熊本県内の景気は持ち直しているとしました。

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