台湾に本社を置くTSMCの県内進出に伴う動きが活発化しています。熊本市は駐在員家族のための教育の場を新たに設けます。

熊本市教育委員会は、半導体製造大手TSMCの進出に伴い台湾からの赴任者の子どもをはじめ外国籍の児童・生徒の増加が見込まれることから、新たに日本語指導拠点校を指定します。

指定されるのは北区の楠小学校と南区の城南小学校です。日本語指導拠点校は日本語の教育を必要とする子どもが多い地域の学校を拠点とし、拠点校に在籍する担当教員が他の小中学校にも出向いて授業を行うものです。

熊本市では、すでに中央区の黒髪小学校桜山中学校の2校を指定しています。

市教委は、新たな拠点校について2023年4月からの運用を始めたいとしています。