同時に起きていたこと――

伊藤さんが気づきます。

爆発の飛散物が原因か定かではありませんが、大破したトラック近くの河川敷で、草むらから煙と炎が上がり始めたのです。

靴で踏んで火を消そうとしながら周りに助けを求めます。

すると、ペットボトルを持って駆け寄る人、消火器を抱えて来た人…消火活動が始まりました。

そして、なんとか、火の手を抑え込みました。

再びトラックの近くに戻ると、運転手の応急処置は終わっていました。