煙の中で、かすかに見えたトラックの姿――

伊藤賢二さん「迷いもあったが、今できること、助けられる命を優先すべきと思って行動した」

車に積んでいた"救急セット"を持って走り出します。同時に119番通報しますが、まったくつながりません。

荷台に穴のあいたトラック。後方の車のドライバーがトラックの運転手に肩を貸して伊藤さんの方へ歩いてきました。

顔付近から血を流しています。

偶然にも救急救命士を名乗る人が現れたため、その人に救急セットを託します。