水俣病の公式確認から5月1日で70年になりました。熊本県水俣市では犠牲者慰霊式が営まれました。
式には水俣病の患者や遺族、石原宏高環境大臣をはじめ行政関係者など780人が参列し、献花台に花を手向けました。
患者・遺族を代表して、祈りの言葉を述べたのは水俣病資料館語り部の会会長の緒方正実さん(68)です
緒方正実さん「水俣病の真の解決とは全ての人達が起きた出来事と向かい合い、心から反省をし教訓につなげることができた時だと思います」
また、石原環境大臣と木村知事は水俣病の被害拡大を防ぐことができなかったことを謝罪しました。
石原宏高 環境大臣「水俣病の歴史と教訓を多くの方々の努力によって取り戻された豊かで美しい自然環境をしっかりと次の世代に引き継いでいかなくてはならない」
今年3月末時点での水俣病の認定患者は熊本県と、隣接する鹿児島県で合わせて2284人で、その9割以上、2082人が亡くなっています。
また、現在も両県の1207人が認定申請の結果を待ち続けていています。
慰霊式終了後、チッソの山田敬三社長は原因企業の責務について次のように話しました。
チッソ 山田敬三社長「70周年ということで何か特別なことというそういう思いはなく、認定患者皆さんに対しての補償責任を改めてしっかり果たしていく。現在の立場は特措法に沿った形での補償責任を果たすということに尽きますので再度それを徹底していきたい」
<認定患者数>熊本県1791人/鹿児島県493人
<認定申請して結果を待つ人数>熊本県221人/鹿児島県986人









