阿蘇地域の草原維持に欠かせない「野焼き」を支援しようと、熊本市は今年度から職員をボランティアとして派遣する方針を明らかにしました。
熊本市 大西一史市長「阿蘇グリーンストックが行っている野焼き支援ボランティアに参加することにした」

これは12月5日の市議会一般質問で、大西市長が明らかにしたものです。
阿蘇地域の野焼きは毎年2月下旬から3月にかけて行われていますが、農家の減少や高齢化などで年々、実施が難しくなっています。
阿蘇地域での草原の減少は熊本市の地下水保全にも影響を及ぼすことから、熊本市は今年度から職員を対象にボランティアを募り、野焼きの支援に乗り出すことにしました。

大西市長は市議会で「草原を維持するには多くの人の連携が大切」とも述べ、継続的な支援が重要との考えを強調しました。









