なぜ?少年の粗暴犯が増加
熊本県警によりますと、少年犯罪の摘発・補導件数は、コロナ禍の2020年に232人と統計史上最も少なくなりましたが、翌年から増加に転じ、今年は6月末の時点で去年の同じ時期の1.5倍になっています。

なかでも顕著なのは、万引きなどの窃盗や暴行、傷害などの粗暴犯の増加です。
少年保護対策室 荒毛俊至室長「スマートフォンが普及して少年が入手する情報量が増加し、それに伴い物欲が高まり、窃盗犯が多くなっているのかなと」
また、SNSで闇バイトに勧誘され、一度加担してしまうと抜け出せなくなる少年たちもいるといいます。

少年保護対策室 荒毛俊至室長「個人情報が聞き出され、少年が指示に従わない場合には『家族などに危害を加える』とか心理的プレッシャーをかけられて、犯行から抜け出せなくなる」









