熊本県は、2025年11月18日から有明海に発表していた赤潮警報を、12月2日解除しました。(放送:2025年12月2日)
県は11月18日、熊本市西区河内町から沖新町にかけての有明海で基準値を超える有害な植物性プランクトン「ヘテロシグマ アカシオ」を確認したとして、赤潮警報を発表していました。
しかし、県水産研究センターが2025年12月2日、荒尾市から宇土市までの沖合であらためて調査したところ、全ての調査点で「ヘテロシグマ アカシオ」は確認されなかったことから、赤潮警報を解除しました。
このプランクトンは魚や貝などを窒息死させる恐れがありますが、今回、赤潮警報を発表していた期間に有明海で漁業被害は確認されていないということです。









