NHKドラマのモデルとして改めて注目されている小泉八雲とその妻・セツの足跡をたどる展覧会が、12月2日、熊本市の熊本博物館で始まります。
熊本博物館 湯川洋史学芸員「八雲は愛煙家。たばこが好きだったが、日本に来てからは煙管(きせる)を愛用しまして、100本以上集めていたと聞いています」

小泉八雲は、現在の熊本大学にあたる第五高等中学校の英語教師として、1891年から3年間を熊本で過ごしました。
今回の展覧会では、友人との手紙や家族の思い出の品など約50点が展示され、八雲の人生や人柄を知ることができます。

展示品の中には、八雲が愛用したスーツと帽子、トランクもあります。
シャツと帽子にはこだわりがあり、この格好で英語を教えていたと言われています。

また、自宅で長男に英語を教えていた時に毎日使ったとされる「新聞に英単語を書いた教材」も残っています。
「八雲とセツ 家族の物語」の開催期間は、12月2日~2026年2月15日です。










