熊本市の大西一史市長(57)は、今日(11月10日)の定例記者会見で、次の市長選に4選を目指して立候補するかを問われ「次どうするかはまだ答える段階ではない」と明言を避けました。
大西市長は、熊本県議会議員などを経て、2014年の市長選で初当選し、現在3期目です。
前回(2022年11月)の市長選では、自民、公明の推薦を受け、新型コロナの影響で落ち込んだ経済への対策の他、子育て支援策として、高校3年までの医療費支援の拡充などを掲げ、有効票の8割以上を得て3回目の当選を果たしました。
3期目の任期満了は来年12月2日です。
今日の記者会見で4期目の意欲を問われた大西市長は、今年8月の記録的大雨からの復旧や交通渋滞解消などを例に挙げ「考えることがたくさんあり、残された任期でどれだけのことができるかしっかり追求していく。しかるべき時期に判断を話したい」と述べるにとどめました。
また、多選についてのメリットとデメリットを説明した上で、「この人を長く続けさせたいか、させたくないか、有権者の気持ちもあるだろう」「任期が短ければ良いかと言われると、そうでもない。ある程度の経験や実績も踏まえて、最終的には有権者が判断するもの」との見方を示しました。

一方、体力面については「筋力トレーニングを始めて、今は絶好調」と強調しながらも「絶好調だからと言って市長を続けるとか、続けないとか、そういう誘導質問に答えるつもりはないが、心身ともにいつも健康でいることは重要で、今は特段大きな問題はない」と、大西市長らしい言い回しで記者の質問をかわしました。









