熊本地震の発生から2026年4月で10年になるのを前に9日、熊本市内では大規模な地震訓練が実施されました。
この訓練は熊本地震の記憶と教訓を伝え、地域の防災力向上にもつなげようと熊本市が毎年実施しているものです。訓練は熊本地方を震源とする震度6弱の地震が発生し市内各地で建物が壊れ、停電や断水が続いているとの想定で実施されました。
9日午前9時から避難所の開設訓練が一斉に行われ、高平台小学校では地域住民も参加して、避難所の運営や自衛隊と連携した炊き出し訓練を行いました。
正午からは熊本市役所に大西一史市長や幹部職員が集まり、災害対策本部会議の訓練も行われます。









