アイガモ農法に取り組んでいる熊本県人吉市の小学校で、稲の生育に一役買っていたアイガモとの別れの日を迎えました。
人吉市の中原小学校では、毎年4年生が命の授業の一環としてアイガモ農法に取り組んでいます。
今年も6月にアイガモのヒナ4羽を田んぼに放し、夏休みの間も子ども達が交代でエサやりなどの世話をしてきました。

最初は体長20cmくらいだったヒナも、今では50cmほどに育ちました。
稲に実が入るこれからは雑草や害虫だけでなく稲も食べてしまうため、アイガモの仕事は、今日29日までです。
子ども達は田んぼから引き揚げられたアイガモに「さようなら」と声をかけ、寂しそうな笑顔で別れを惜しんでいました。

このアイガモは、卵を提供した近くの農家に引き取られるということです。









