熊本地方気象台は、6月10日(火)午前6時13分発表の「大雨と落雷及び突風に関する熊本県気象情報」を引き継ぎ、午後4時27分「大雨に関する熊本県気象情報」を発表しました。

線状降水帯による大雨の可能性が低くなったことを示しています。

以下は、熊本地方気象台から発表された情報です。

<大雨に関する熊本県気象情報>

熊本県では、引き続き11日(水)昼前にかけて、土砂災害に十分注意してください。落雷や突風に注意してください。

【気象概況】
九州北部地方にある梅雨前線は、11日(水)にかけて九州南部まで南下する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでおり、大気の状態が不安定となっています。

このため、熊本県では11日(水)明け方にかけて雷を伴った激しい雨が降る所があり、大雨となるおそれがあります。また、落雷や突風などに注意してください。

【雨の実況】
降り始め(8日午前0時)から10日(火)午後4時までの降水量(アメダスによる速報値)

湯前町湯前横谷:221.0ミリ
阿蘇市阿蘇乙姫:209.0ミリ
人吉:202.0ミリ
あさぎり町上:195.0ミリ
多良木町祓川:189.0ミリ

【雨の予想】
10日(火)から11日(水)にかけて予想される1時間降水量は多い所で、
熊本地方:30ミリ
阿蘇地方:30ミリ
天草・芦北地方:20ミリ
球磨地方:20ミリ

10日(火)午後6時~11日(水)午後6時に予想される24時間降水量は多い所で、
熊本地方:100ミリ
阿蘇地方:100ミリ
天草・芦北地方:80ミリ
球磨地方:80ミリ