熊本市立小学校に通う男児が、同級生に足を骨折させられたとして、市教育委員会がいじめの疑いがある「重大事態」と判断しました。

熊本市教委によりますと、男子児童は今年(2025年)1月、通っていた市立小学校の階段から転落して足を骨折しました。

児童たちは校舎内で鬼ごっこをしていて、被害に遭った児童は「同級生に追いかけられ、押されて落ちた」と訴えているということです。

児童は同級生から「死ね」などの暴言も受けていたとも訴え、今回のけがを受けて保護者が学校に相談しました。

これを受けて市教委は、いじめの疑いがあるとして、いじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」にあたると判断し、今後詳しい調査を行います。