熊本市の尚絅短期大学は、「総合生活学科」について2026年度以降の学生の募集を停止すると発表しました。
尚絅短大を運営する尚絅学園によりますと、「総合生活学科」は1952年に設置した熊本女子短大の「家政科」が前身で、医療関連の仕事に就くなどこれまで1万人近くの卒業生を輩出しました。
しかし、少子化や4年制大学志向の高まりで近年は志願者数が減少。1年生と2年生を合わせた定員は130人ですが、現在は在学生が73人まで減ったことから、2025年4月の新入生を最後に学生の募集を停止します。
尚絅短大には「食物栄養学科」と「幼児教育学科」もありますが、この二つの学科は今後も学生の募集を継続します。

尚絅学園は「在学生が安心して学べるようにするとともに、進学・就職の指導や支援にも万全の体制を整える」としています。









