人生の「第2ステージ」を駆け抜ける

熊本城マラソンの本番が迫る中、窪田さんは市民ランナーたちと練習を重ねています。

市民ランナー「箱根や大学駅伝でも活躍されていた方なのでその時の話も聞いたり、マラソンの走り方のコツなども聞いたりしている」

――まだまだ余裕ですね?
窪田さん「ジョグなので全然大丈夫です。ジョグで良かったら42キロ走れるんですけど、熊本城マラソンではそういう訳にもいかないので」

引退したいま、伝えたいこと

現役を引退して約半年。窪田さんが人生第2のステージに選んだのは「陸上の指導者」でした。

去年10月からランニングクラブのコーチとして熊本県大津町などで指導も行っています。いま、子どもたちに伝えているのは「陸上を好きになってもらう」こと。

こんな風に考えるようになったのも、引退を決意した実業団時代の「ある経験」からでした。