経済や観光など幅広い分野で交流を強めようと、台湾の金融グループと熊本県が包括連携協定を結びました。

締結式の冒頭で熊本県の木村敬知事と抱き合ったのは台湾の玉山(イイサン)フィナンシャルホールディング(FH)の黄男州(ファン ナンジョウ)会長です。

左:玉山FHの黄男州会長 右:熊本県の木村敬知事

玉山FHは台湾の中小企業向け融資でトップシェアを誇る「玉山銀行」を傘下に置き、去年10月には玉山銀行が熊本出張所も開設しています。

きょう(2月7日)の協定は、経済や地域振興、観光など幅広い分野で協力しようと締結しました。

黄会長は「将来的に多くの台湾企業が熊本に投資することを期待している」とあいさつしました。

一方、木村知事は「産業だけでなく、交流がさまざまな分野に広がることを期待している」と話しました。具体的な交流促進策は、今後決めるということです。