昭和43年(1968)2月、天草郡苓北町の富岡稲荷神社初午大祭でのコッコデショの映像です。

コッコデショは旧暦の初午に披露される奉納演目のひとつで、子供を乗せた神輿(みこし)を頭上高く放り投げるという勇壮な出し物です。当時ニュースはこう伝えています。

「今日は旧暦の初午、天草郡苓北町の富岡稲荷神社では名物のコッコデショも出て、賑やかな初午大祭が行われました。天草の郷土資料によれば、この祭りに奉納がなかった年は大火事が起きているそうで、毎年各町内から舞、踊りなど出し物の奉納が盛んです。

その中の一つ‶コッコデショ″は、3人の子供を乗せて神輿を担ぎ手が放り上げながら町々を回るという変わったものです。最近は経費の関係で中止されていましたが、今年は8年ぶりに復活しました。

また今年はフカ(=サメ)狩りの町らしく、長さ7メートルにもなるサメの模型も奉納され、富岡の町は終日賑わいを見せていました。」