熊本県の菊池市教育委員会は、市の「施設使用料」などを着服したとして、職員を懲戒免職処分としました。
菊池市教育委員会によりますと、懲戒免職となった44歳の会計年度任用職員は、2022年7月から2024年11月にかけて、市の施設使用料(191件)やイベント参加者から受け取った徴収金(13件)、あわせて約86万円を着服したということです。

11月中旬、金庫内の現金を確認したところ、領収証に記載された金額と合わないことが発覚。
職員は施設の予約システムのデータを改ざんするなどしていて、市の聞き取りに対し「生活費に使った」と話したということです。
市は着服された金が全額弁済されたため、刑事告訴はしないとしています。









