明治安田J2のロアッソ熊本は、リーグ戦中断前最後の試合で上位チームに完封勝利です。

16位のロアッソは、7月14日(日)にアウェイで7位のジェフユナイテッド千葉と対戦しました。

前半10分、7月10日にチームに合流したばかりの新戦力、FW㊽唐山翔自(とおやま しょうじ)が味方と連携しながら切り込んで強烈なミドルシュート!軌道はわずかにゴールを越えていきますが、いきなり存在感を示します。

0対0のまま折り返し、迎えた後半10分でした。左サイドのFW⑲古長谷千博(こながや ちひろ)からのクロスボールにFW⑱石川大地(いしかわ だいち)がオフサイドぎりぎりの動き出しから、最後はバックステップを踏みながら頭で合わせて先制!

相次ぐケガに苦しむエースストライカーが復活。第2節以来、22試合ぶりとなる今季2点目のゴールでした。

さらに、後半29分。キャプテン⑧上村周平(かみむら しゅうへい)がフリーキックから低く速いボールをゴール前へ供給。途中出場の高校生FW㉘神代慶人(くましろ けいと)が絶妙な動き出しで相手マークを外し頭で押し込んで追加点。

千葉は、神代が前期にプロ初ゴールを挙げ「16歳5か月5日」というJ2最年少ゴール記録を打ち立てた相手。同じチームから再びゴールを奪い今季5点目、16歳の高校2年生ながらチームのトップスコアラーをひた走ります。

守っては完封。リーグ中断前の最後の試合に完勝し、15位に順位を上げました。

これからJ2は2週間強のサマーブレーク(中断期間)に入り、ロアッソの次の試合は8月3日(土)ホーム・えがお健康スタジアムに19位の栃木SCを迎えます。