水俣病の患者・被害者団体と伊藤信太郎(いとう しんたろう)環境大臣との再懇談は、きょう7月11日が最終日でした。
離島の患者たちの訴えは
伊藤大臣は、まずフェリーで鹿児島県獅子島に上陸し、未認定患者の団体『水俣病被害者 獅子島の会』と懇談しました。
滝下秀喜(たきした ひでき)会長は未認定患者で、水俣病特別措置法に基づく和解協定をチッソとの間で結んでいます。
水俣病被害者獅子島の会 滝下秀喜 会長「水俣病の最終解決・環境を守り、安心して暮らしていける社会を実現とは、現在は程遠い」

「50年近く変わってない」
5日前、滝下さんは水俣病患者連合の事務局や支援者と、再懇談に向けた打ち合わせをしていました。
滝下さんが大臣に訴えたいのは「離島手当」の増額についてです。
水俣病患者連合 永野三智 事務局長「滝下さんのお父さんは1977年の4月に石原環境長官を獅子島の湯ノ口で迎えているんですよ。その時にも同じ要望をしているんですよね。本当に50年近く変わってない」

「離島手当」は島の外の医療機関などに月1回以上通院した場合に支払われるものですが、その額は月に1000円です。
滝下さん「ガソリン代も高騰しているし、離島手当の今のままの金額では到底まかなえない」
滝下さんたち『水俣病被害者獅子島の会』は、離島手当を月1万円に上げて欲しいと要望しています。









