世の中に数多く存在する資格の中に、「毛髪診断士」があります。日本毛髪科学協会が認定している資格で、毛髪や頭皮の悩みを持つ人の相談を受け、アドバイスするための民間資格です。

資格は毛髪診断士、毛髪診断士講師(認定講師)、毛髪診断士指導講師(認定指導講師)の三段階。
達人による「毛髪診断」とはどんなものなのか?リポーターが体験しました。
訪ねたのは、熊本県内に3人しかいない最上級の「認定指導講師」の資格を持ち、“頭皮&頭髪マニア”を自負する古澤祐子さんの美容室です。
まずは専用のマイクロスコープを使い、髪や頭皮の状態を画面に映し出しながらチェックを行います。
サトー美容室 古澤祐子さん「気になるのは、頭の前の方ですね」
リポーター「何で僕が気になるってわかったんですか!?」
古澤さん「男性はみなさんそうなので。すごくケアされていて、危険度はねそこまでないですよ」
さらに詳しく診断をしたあとには、毛髪のカルテも作成します。リポーターの髪年齢は…ズバリ34歳(実年齢46歳)!

結果をもとに、その人にあったシャンプーの種類や洗髪方法、普段のケアの仕方などといったアドバイスがもらえるのも特徴です。
リポーターの場合は「強く髪を洗いがちで頭皮に炎症がみられる」ということで、泡だてたシャンプーでやさしく洗う&すすぎを丁寧にする
というアドバイスを受けました。

診断はもちろん性別に関係なく受診可能で、古澤さんの美容室ではSNSやオンラインでも診断を受けつけているといいます。
髪の健康と自信の維持をサポートする毛髪診断士。そんな「髪の達人」は、あなたの町の美容院にもいるかもしれません。









