熊本県内に初めて開校した県立の夜間中学校で入学式が行われました。
「ゆうあい中学校」は、県内の15歳以上の人が学び直す場として、熊本市中央区の湧心館(ゆうしんかん)高校の敷地内にこの春開校しました。

一期生として入学する生徒は、10代から80代までの31人です。
昨夜開かれた入学式では、小原(おばら)ひとみ校長が「学校生活で個性や力を伸ばし、人生をより豊かに自分らしくあってほしい」と式辞を述べました。

そして新入生を代表して深瀬拓磨(ふかせ たくま)さん(17)と田中さん(87)が学びへの決意を語りました。
新入生代表 田中さん「私たち新入生は、再出発となる学校生活に期待と希望で胸を膨らませ、新たな一歩を踏み出します」

31人の新たな学びが始まりました。