RKKの新たな顔の設置作業に密着しました。

RKKでは開局70年を機に、39年ぶりにロゴマークを変更し、社屋に取り付けられました。

これまでのロゴを撤去して、新たなロゴを設置する作業が2月から行われていました。

現場を指揮したのは右田純一郎(みぎた じゅんいちろう)さん。
この道30年以上のベテランです。

Q.怖くないですか?
右田純一郎さん「実は高いところは苦手なんですけど、仕方ないですあきらめてます(笑)」

この日の作業は古いロゴの取り外しです。

高所での作業は、少しのミスが大事故につながりかねないため、慎重さが求められます。

右田さん「安全面ですかね、下にものを落とさないようにですとか、そういったことには細心の注意を払って作業しています」

それでもこの日の作業はわずか2時間ほどで終了しました。

それから2週間後、新しいロゴが届きました。

いちばん大きな「R」の部分は重さが実に30キロにも。

今回は工程の関係もあり人力で運びます。

Q入らなければ階段で?
右田さん「入ります!」

なんとかエレベーターへの搬入に成功しました。

翌日は、いよいよ最難関、設置の作業です。

ここでも難敵はRKKの「R」。

幅1メートル程しかない足場の上を5人がかりで運びます。

そして作業開始から6時間。丁寧に作業が進められ無事、設置が完了しました。

右田さん「今回もなかな難しい仕事だったんですけど、それが無事完了できた時だとか、取り付けた後にお客さんに喜んでいただけた時などは、やりがいを感じる。

その時のために厳しいことも頑張っている」

RKKの「顔」が職人たちの確かな技術で新社屋完成以来、25年ぶりに生まれ変わりました。