福岡県は24日、入浴施設の管理者を対象にした講習会を開きました。老舗旅館「大丸別荘」が大浴場の湯を年に2回しか入れ換えていなかった問題を受けたもので法令を順守するよう呼びかけました。
◆“湯換え年2回”事件を教訓に・・・

福岡県庁で開かれた講習会には県内の旅館や銭湯などから約130人が参加しました。この講習会は、筑紫野市の老舗旅館「大丸別荘」が、大浴場の湯を年に2回しか入れ換えておらず最大で基準値の約3700倍のレジオネラ菌が検出されたことを受けて実施されました。
◆レジオネラ菌「感染」の仕組みを説明

講習会では、県の担当者がレジオネラ菌に感染する仕組みなどを説明し、入浴施設に関係する法令を順守するよう伝えました。県は今後、入浴設備がある福祉施設に対しても衛生管理についての講習会を実施する予定です。







