文化財ゆえの壁ともどかしさ

地震発生からおよそ1か月半。立花さんは、実家である松浜軒に通い続けています。

立花笙子さん「先祖代々の思いを引き継いでいく中でも何としてでも復興を願わなきゃいけないから。頑張らなきゃいけないですよね」

この日、松浜軒で行われたのは、蔵に収められていた家財の運び出しです。

震災後すぐにでも取りかかりたかったものの、松浜軒は国の文化財であるため、文化庁の調査が終わるまで手を付けられず、このタイミングになったといいます。

立花笙子さん「なんか、すごい懐かしいのが出てきて・・・」

復旧の作業は、専門家の手に委ねるしかありません。

もどかしい思いを募らせる立花さん。自分たちにできることを夫婦で模索し続けています。

9月21日には、ここに中高生のボランティアが駆けつけるといいます。何をどこまで手伝ってもらうのか、下見が続きます。

夫・立花民雄さん「こういう片づけるものがあればね。若い人たちだから灯篭くらい起こせるけどね」

立花笙子さん「うんうん」