フィリピンを拠点とした犯罪グループ「JPドラゴン」の幹部の男2人が、ニセ電話詐欺に関与した罪に問われている裁判。福岡地裁は9日、2人に実刑判決を言い渡しました。

イメージ

JPドラゴンの幹部、小山智広被告(52)と佐藤翔平被告(35)は、2022年から2023年にかけて、実行役らと共謀して警察官になりすまし、岐阜県などに住む高齢者からキャッシュカードを盗んだうえ、ATMから現金を引き出し盗むなどしたとして、窃盗と詐欺の罪に問われています。

9日の判決で、福岡地裁の辛島靖崇裁判官は、2人が事件に関与したと認定し、小山被告の事件では被害総額が2300万円あまり、佐藤被告の事件では、およそ490万円に上ると指摘しました。

そのうえで、「グループの幹部としてかけ子チームの管理や指示を行い、相応の利益を得ていて、刑事責任は軽くない」として、小山被告に懲役3年6か月、佐藤被告に懲役1年2か月の実刑判決を言い渡しました。